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プロなら重要視するチェック柄の種類

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チェックの種類は様々

チェックの種類というのはいっぱいあります。
「ギンガムチェックとは?」、「グレンチェックってどういう柄?」
どんなチェック柄かというのは実際の出品において、非常に重要な要素となります。
例えばバッファローチェック柄が好きな方は「バッファローチェック」で商品を探すでしょう。
チェック柄の種類が分からずに、ただ単に「チェック」と入れただけでは、「バッファローチェック」を探しているお客様の検索に引っかからずに、商品を見られる機会を失っているのです。

実際にチェックの説明を見てもさっぱりという方も多いはず。
そんな時はファッションに詳しいプロにお任せするのが最適です。
ReItemが過去に取扱した商品から様々なチェック柄を紹介させていただきます。
こういったアイテムに多い等、よく使われているパターン

ハウンドトゥース (Hound tooth・千鳥格子)

ハウンドトゥースとは別名で千鳥格子とも呼ばれる柄。
猟犬の歯という意味を持ち、その名前の通り、猟犬の歯を並べたような見た目が特徴です。
日本で千鳥格子と呼ばれるのは、鳥が飛んでるような格子柄に見えるからとされています。
ツイード素材など秋冬向けの厚地生地で採用されることが多いチェック柄です。
グレンチェックやガンクラブチェックはこのハウンドトゥースが元となっているため、総称としてハウンドトゥースと記載する方も多いです。ハウンドトゥースと書いておけば間違いはないでしょう。検索ワードにはハウンドトゥースと千鳥格子の両方を入れると効果的です。

グレンチェック (Glen check)

千鳥格子(ハウンドトゥース)をメインに、細かなチェック柄を組み合わせた柄のことを言います。
英国的で正統派であり、上品な印象を与えるため、スーツなどに用いられることが多く、オフィスシーンで活躍してくれる柄でもあります。
特に多く見られるのはスーツやスラックスで、ウール素材のジャケットやパンツ、マフラー等でもよく使われていました。秋冬向けのアイテムに多く使われている印象です。

バッファローチェック (Buffalo check)

別名ブロックチェックとも言われ、ファッションシーンでは黒色×その他の色による2色構成の正方形から成る大ぶりの格子柄のことを言います。
似た柄でギンガムチェックがありますが、こちらは主にシャツ等に使われる小ぶりの格子形が一般的です。アメカジスタイルの定番となっていて、カジュアルな印象を与えてくれるチェック柄となっています。
黒×赤がバッファローチェックの最も代名詞的なカラーで、ウールのジャケットやフランネル生地のシャツなどに使われることが多いです。200年近い歴史を誇るアメリカのアウトドアブランド「ウールリッチ」が、当時狩りの際にハンター同士が誤って撃たないようにするため、視認性の高いチェック柄(黒×赤)を開発したことが始まりと伝えられています。
ウールのブルゾンやフランネル生地のシャツ、CPOジャケット等に多い印象です。

ギンガムチェック (Gingham check・市松模様)

基本的にはバッファローチェックと同じになりますが、主に黒とその他の色を用いた2色構成の正方形から成る小ぶりな格子柄を指すことが多いです。
汎用性が高いチェック柄でどんなアイテムにも使用されますが、特にシャツに多く使用されています。
スニーカーや帽子など、カジュアルなスタイルに非常に取り入れやすいチェック柄です。
日本では江戸時代の歌舞伎役者がこの柄を袴を着用し人気を博したことで、市松模様として知られています。また、レースに用いられるチェッカーフラッグに採用されている柄であることから、フラッグチェック柄として扱われることもあります。
一般的にバッファローチェックが大ぶりの格子柄に対して、ギンガムチェックは小ぶりな格子柄を指します。検索ワードにはギンガムチェックと市松模様それぞれを入れると効果的です。

ガンクラブチェック (Gun club check)

ガンクラブチェックとは3~4色を用いたハウンドトゥース柄のこと
ウールアイテムに多い気がします。

タータンチェック (Tartan check)

タータンチェックとはスコットランドのハイランドという地方が発祥となった伝統的な格子柄のことを言います。英国スタイルの象徴とも言える有名なチェック柄となっています。
需要の多いチェック柄で、様々なアイテムに使用されています。
特にマフラーではこのチェック柄が王道です。
カジュアルアイテムにもとても相性が良く、このチェック柄をよく見かけるかと思います。
伊勢丹のショッピングバッグもこのタータンチェックが元となっていることで有名です。

バーバリーチェック (Burberry check)

バーバリーチェックはその名の通り、歴史ある英国ブランド「バーバリー」が誕生させたチェック柄です。1920年代にレインコートの裏地として使用されたのが最初とされています。
ベージュをメインカラーにブラック、レッド、ホワイトから成るのが大半です。
バーバリーのシンボルであり、一目でバーバリーと分かることから、このチェックが使われいるアイテムはバーバリーマニアの間で非常に高い人気があります。
バーバリーチェックの中には、ブランドが開発したノバチェック、ハウスチェック、メガチェック等、様々な種類のチェック柄が存在しています。
ブランドによるチェック柄として商標登録されていることでも世界的に有名です。
ですので、バーバリーでない商品に「バーバリーチェック」とワードを入れることは不可であり、出品する上で注意するべき点でもあります。

マドラスチェック (Madras check)

マドラスチェックとはインドのマドラスを発祥とする格子柄。
黄色やオレンジ、緑といった明るめの色を主に用いるため、春夏向けの洋服に用いられることが多いです。マドラスチェックのアイテムでよく見られたのが、コットンやリネン素材のシャツやジャケットです。冬物でこのマドラスチェックを用いているアイテムはあまり見たことがありません。

ウィンドウペン (Windowpane)

ウインドーペーン、ウィンドペーン等、カタカナ表記では様々にあります。
窓枠格子という意味で、その名の通り、線で正方形の窓を描いたようなチェック柄です。
単色のみから成る構成で、大きな格子柄でシンプルさが特徴。
英国のトラディショナルなチェック柄の1つで、シンプルさゆえの上品さを与えてくれます。
スーツやドレスシャツなどのフォーマルなアイテムに用いられることが多いです。
ウィンドウペン柄のダッフルコート(※画像)も取扱いしましたが、やはりスーツ等のフォーマルな服装に取り入れやすいコートとなっておりました。
検索ワードに英国スタイルやブリティッシュ等を入れると効果があると思います。
グラフチェックとほぼ同じですが、一般的にグラフチェックが小さな格子柄に対して、ウィンドウペンは大きな格子柄を指します。

アーガイル (Argyle)

アーガイル柄とは複数のひし形を連続させて構成したチェック柄のことです。
ダイヤモンド(ダイヤ)をモチーフとしていることから、ダイヤ柄として扱われることも多いですが、その殆どがこのアーガイル柄のことを指します。
その幾何学的な模様から、上品で知的な印象を与えてくれるチェック柄となっています。
トラッドスタイルの定番柄となっていて、セーターやカーディガンなどのニット類に特に多く、靴下でも数多く使われているチェック柄です。

グラフチェック

ウィンドウペンとほぼ同じ柄ですが、グラフチェックは小さめのチェック柄となるのが基本。
単色の線から成るチェック柄のため、ラインチェックとも呼びます。
方眼用紙のようなチェック柄をイメージされると分かりやすいかと思います。
ドレスシャツに非常に多く利用されるチェック柄ですが、意外とこの名称は知られていません。

タッターソール (Tatter sole)

タッターソールチェック

オンブレチェック (Ombre check)

オンブレチェック

バイアスチェック

バイアスチェック

ピンチェック

ピンチェック柄とは

ハウスチェック

ハウスチェック柄とは

その他のチェック柄

その他にもダイアゴナルチェックやシェパードチェックなど、様々なチェック柄が存在しますが、上記の15種類を覚えておけば問題はないと見ています。
これには理由があって、世間一般に少数派であるチェック柄はファッションの素人は知る由もなく、そのチェック柄のワードを入れて検索されることはほとんどないからです。
例えば、トーンオントーンチェックというチェック柄がありますが、「トーンオントーン」のワードが入っていて落札された商品は1年間で100件も満たないのです。
(※ヤフオク!での調査結果です。)
逆にマイナス要素となりかねないため、「チェック柄」とだけ書いた方が良い場合もあります。

記載するチェック柄

上記15種類のようなメジャーなチェック柄である場合は、商品のタイトルに記載するのがベストです。
例えば、バッファローチェックのブルゾンを探している人は『バッファローチェック ブルゾン』と検索をかけるでしょう。
そこで検索にヒットすることで、その1人のお客様が欲しいかも知れない商品になるわけです。
検索ワードが絞られるほど購入意欲の高いお客様の目に留まりやすくなります。
チェック柄1つ取っても、お客様へのアプローチに関して非常に重要な要素となるのです。

出品に自信がないと感じたらReItemへの委託がオススメ

ReItemへ出品を委託すると、チェック柄1つとってもベストな出品方法を模索するため、素人が出品するよりも圧倒的に高い利益を還元できる可能性が生じます。
商品に関係ないワードを入れてしまい、購入者との間でトラブルになったなどの問題も耳にします。
そういったトラブルを避けるためにも、一度プロへお試ししてみてください。